というわけでMOCSは寝落ちドロップでした。gg。まあ寝てた方が正解だったぽい気はする。
つい2、3日前に泣きごと言ってたくせに、一転してやたらドラフト勝てるようになった。やれば決勝は行けるようなレベル。ここ数回の結果が3-0、2-0スプリット、1没、3-0、2-0スプリット、2-0スプリット、3没、みたいな感じ。
いくつかみつけたコツを紹介すると(だれでも知ってるようなことばかりだけど)、
・黒は絶対にやらない、やってもタッチのみ
マジでだめ。どんなに黒いレアが流れてきても下にやらせる。ほんとに。仮に爆弾レアとかアンコとか4枚5枚あってもコモンが弱過ぎて負ける。だったら爆弾レアとかアンコとかが3枚4枚入ってる白緑とか白青とか以下略の方がいい。
ISD×3のときは黒独占が最強アーキタイプだと思ってたし、今でも思ってるけど、DKA入ってからは無理。マジでよっぽど噛み合わないと無理。
やるとしたら、レア取りから仕方なくか、未練から白単t黒みたいな形。
いずれにせよMOでは黒人気高すぎる。
・なるべく単色に寄せる
2~3マナのダブルシンボルは片方の色のみにする。8点クラスならデッキ構成によってはもう1色のダブルシンボルも入れていいけど、7点のダブルシンボルがどっちの色にもあるとかは絶対だめ。たとえば1パック目で《絡み根の霊/Strangleroot Geist》が2枚取れてたら、2、3パック目で《礼拝堂の霊/Chapel Geist》はとっちゃいけない。どんなに飛行生物が足りなくても、上に誤シグナル出すことになっても。《悪鬼の狩人/Fiend Hunter》くらいなら考えてみる。
土地バランスは11-6とか10-5-1とか9-6-1+護符とかが理想。
・とにかく軽いカード優先
誰もが口を揃えて言ってるけどなかなか実践するのは難しい。赤をやってて2手目3手目の《マルコフの大将軍/Markov Warlord》を、あるいは《憎悪縛りの剥ぎ取り/Flayer of the Hatebound》をスルーできますか?
重いカードはあとからいくらでも取れるし、しかもカーブさえ埋めてくれればそれがなんであれあまり関係ない。《ホロウヘンジの獣/Hollowhenge Beast》は《灰毛ののけ者/Grizzled Outcasts》でもいいし、《マルコフの大将軍/Markov Warlord》は《憤怒を投げる者/Rage Thrower》でも大差ない。これは大抵の重いレアについても同じことがいえる。
・決勝はとにかくスプリット申し込む
自分のデッキ強いと思っても相手はもっと強い。
『第36期囲碁名人戦全記録』朝日新聞社
毎年恒例の名人戦の本が出ました。井山さん陥落。今って棋聖戦の本出てるのかな? 本因坊はずいぶん前にやめちゃったし棋聖戦出てなかったら囲碁のタイトルで記録本だしてるのこれだけか。
こういう囲碁みたいな二人零和有限確定完全情報ゲームは、MtGとは違って人間がミスをすることを前提として成り立っていて、つまりお互いが常に最善手を打てるならゲームとして成り立たない。
その点MtGみたいなゲームは、確定でも完全情報でもない、運や偶然の絡み、更にはメタゲームといった観点も含めれば二人でも零和ですらないので、プレイヤーがミスをしなくてもゲームは成立する。そして当然、その“ミスをしない”ということの難しさも、数限りない分岐や選択肢を誇り、ミスによってこそゲームを成り立たせるような囲碁や将棋のそれと比べたら少なからず劣るのであろう。
ゆえに、もしMtGのトーナメントにおいて、あるプレイヤーが常に最善の手をプレイし続けることができたなら、そのプレイヤーは一体どれくらい勝てるのだろうかと、僕はいつも夢みる。もちろん、確定でも完全情報でもないゲームにおいては結果論と呼ぶしかない判断も必ず存在し、またメタゲームまで含めればいわゆる“当たり運”といったものに左右されることもあるから、最善手がそもそも存在するのかどうか疑わしい場面だってある。それでも、フィンケルのかつて言ったように、いいプレイや悪いプレイなどなく、そこにはたった一つの正解が求められるのであれば、プレイヤーがデッキ選択や構築、プレイング、ブラフや情報の読み取りなどの盤外での駆け引きまで含めて最高のプレイをし続けた場合、このゲームはどれくらい勝てるようにできているのだろうか。昨年冬のOwen Turtenwald の活躍や、夏の渡辺雄也のGP2連覇は記憶に新しい。
つい2、3日前に泣きごと言ってたくせに、一転してやたらドラフト勝てるようになった。やれば決勝は行けるようなレベル。ここ数回の結果が3-0、2-0スプリット、1没、3-0、2-0スプリット、2-0スプリット、3没、みたいな感じ。
いくつかみつけたコツを紹介すると(だれでも知ってるようなことばかりだけど)、
・黒は絶対にやらない、やってもタッチのみ
マジでだめ。どんなに黒いレアが流れてきても下にやらせる。ほんとに。仮に爆弾レアとかアンコとか4枚5枚あってもコモンが弱過ぎて負ける。だったら爆弾レアとかアンコとかが3枚4枚入ってる白緑とか白青とか以下略の方がいい。
ISD×3のときは黒独占が最強アーキタイプだと思ってたし、今でも思ってるけど、DKA入ってからは無理。マジでよっぽど噛み合わないと無理。
やるとしたら、レア取りから仕方なくか、未練から白単t黒みたいな形。
いずれにせよMOでは黒人気高すぎる。
・なるべく単色に寄せる
2~3マナのダブルシンボルは片方の色のみにする。8点クラスならデッキ構成によってはもう1色のダブルシンボルも入れていいけど、7点のダブルシンボルがどっちの色にもあるとかは絶対だめ。たとえば1パック目で《絡み根の霊/Strangleroot Geist》が2枚取れてたら、2、3パック目で《礼拝堂の霊/Chapel Geist》はとっちゃいけない。どんなに飛行生物が足りなくても、上に誤シグナル出すことになっても。《悪鬼の狩人/Fiend Hunter》くらいなら考えてみる。
土地バランスは11-6とか10-5-1とか9-6-1+護符とかが理想。
・とにかく軽いカード優先
誰もが口を揃えて言ってるけどなかなか実践するのは難しい。赤をやってて2手目3手目の《マルコフの大将軍/Markov Warlord》を、あるいは《憎悪縛りの剥ぎ取り/Flayer of the Hatebound》をスルーできますか?
重いカードはあとからいくらでも取れるし、しかもカーブさえ埋めてくれればそれがなんであれあまり関係ない。《ホロウヘンジの獣/Hollowhenge Beast》は《灰毛ののけ者/Grizzled Outcasts》でもいいし、《マルコフの大将軍/Markov Warlord》は《憤怒を投げる者/Rage Thrower》でも大差ない。これは大抵の重いレアについても同じことがいえる。
・決勝はとにかくスプリット申し込む
自分のデッキ強いと思っても相手はもっと強い。
『第36期囲碁名人戦全記録』朝日新聞社
毎年恒例の名人戦の本が出ました。井山さん陥落。今って棋聖戦の本出てるのかな? 本因坊はずいぶん前にやめちゃったし棋聖戦出てなかったら囲碁のタイトルで記録本だしてるのこれだけか。
こういう囲碁みたいな二人零和有限確定完全情報ゲームは、MtGとは違って人間がミスをすることを前提として成り立っていて、つまりお互いが常に最善手を打てるならゲームとして成り立たない。
その点MtGみたいなゲームは、確定でも完全情報でもない、運や偶然の絡み、更にはメタゲームといった観点も含めれば二人でも零和ですらないので、プレイヤーがミスをしなくてもゲームは成立する。そして当然、その“ミスをしない”ということの難しさも、数限りない分岐や選択肢を誇り、ミスによってこそゲームを成り立たせるような囲碁や将棋のそれと比べたら少なからず劣るのであろう。
ゆえに、もしMtGのトーナメントにおいて、あるプレイヤーが常に最善の手をプレイし続けることができたなら、そのプレイヤーは一体どれくらい勝てるのだろうかと、僕はいつも夢みる。もちろん、確定でも完全情報でもないゲームにおいては結果論と呼ぶしかない判断も必ず存在し、またメタゲームまで含めればいわゆる“当たり運”といったものに左右されることもあるから、最善手がそもそも存在するのかどうか疑わしい場面だってある。それでも、フィンケルのかつて言ったように、いいプレイや悪いプレイなどなく、そこにはたった一つの正解が求められるのであれば、プレイヤーがデッキ選択や構築、プレイング、ブラフや情報の読み取りなどの盤外での駆け引きまで含めて最高のプレイをし続けた場合、このゲームはどれくらい勝てるようにできているのだろうか。昨年冬のOwen Turtenwald の活躍や、夏の渡辺雄也のGP2連覇は記憶に新しい。
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